映画といえば洋画から始まる
映画は日本のものから見るのも良いけれど、やはり普遍性を訪ねるという意味から、あるいは世界を知るという意味からは洋画から見るというのがおすすめではないかと思われます。これは映画に限らず文庫本においても当時同様に感じていたと思われます。
しかし自分の子供時代を振り返るとそれまでは何故か時代劇ばかり見ていた記憶があります。中には海底二万マイルというような推薦ものもあって多少は見たことはありました。感受性豊かなティーンエージャーのころはSFものに興味を持つところから失われた世界など見たもので、これがC.ドイルのSF小説が元になっていると知ったのはそれから何年か経ってからのことでした。やはり若いときにはSFものが興味の範疇にあると見えH.G.ウェルズのタイムマシンのようなものも見たり、同系列の作家の本も読んでいたようです。
あとはテレビの影響もあって例えばアメリカのテレビ番組で陽気なペテン師マーベリックというシリーズものがあると、J.ガーナーのようなタフな人物に理想像としての憧れを抱いた時期もありました。また映画西部開拓史か何かの折にG.ペパードのような人物を知ってクール・ガイだと思った時期もありました。
その後カーペット・バッガーズのような実話に基づいた映画とかクロスボー作戦やコンドルの砦とかに関心を持った時期もあったようです。ベンハーや十戒のようなスペクタクルものはスケール感があって音楽と共にこれらの映画はまず日本では作れないと感じたものでした。
おすすめの洋画と楽しみどころ
おすすめの映画は『ラッキーナンバー7』です。洋画の中で構成がおもしろくタイタニックやグリーンマイルのように過去の話を現在からするとい... 続きを読む⇒